「あなただけは信じてる」 呟(つぶや)いて君は目を逸(そ)らす
何を見ているの?と 僕が問いかけたなら
「...星を見てる」 そう言った
今日も 忙(せわ)しい 裏切りの街では 夜空に星なんて見えなくて
ビルの上の航空障害灯が 点滅するだけなのに
泣いていいんだよ この腕の中 疲れ果てて眠るくらい 泣けばいいさ
その哀しみに 触れられない僕は ただ君を抱きしめていよう
人は誰しも 光と影が 交差する世界の果ての 迷える旅人
色褪(いろあ)せてる 朝日昇るまで
一緒に眠りに就(つ)こう In unfair world
希望(ゆめ)の欠片(かけら)捨てるたび 屋上へ君は駆け上がる
涙こぼれないように 九十度に首を曲げて
もどかしいほど 空を見る
そして 僕は 少し離れた場所で 愛(いと)しさを持て余しながら
心で君を守っているよ それが僕の愛だから
月も星も ひとりきりでは 決して光り輝いたりできはしない
夜の裏側 うつむいた誰かを 太陽が今照らしてる
君になりたい 君になって 何もかも僕が代わりに 乗り越えて行きたい
断ち切ること 出来ないやるせなさを 声が涸(か)れるまで 叫び続けて
明日(あす)はどんな嘘が君を
傷付けるのだろう?
その傷は僕がきっと
塞いでみせるんだ
明日(あす)はどんな闇が君を
苦しめてしまうんだろう?
君を照らすんだ Cry for your love
泣いていいんだよ この腕の中 疲れ果てて眠るくらい 泣けばいいさ
その哀しみに 触れられない僕は ただ君を抱きしめていよう
人は誰しも 光と影が 交差する世界の果ての 迷える旅人
色褪(いろあ)せてる 朝日昇るまで
一緒に眠りに就(つ)こう In unfair world