車輪が回って遠ざけていく
体と体遠ざけていく
鼓膜に残る耳鳴りと二人で
一人の夜に戻る
信じられないくらいにすぐ過ぎた
魔法の時間はすぐ過ぎた
頭の中は片付かないままで
枕まで帰る
君の声が聴こえた事
まぶたの裏に光の記憶
まだ消えない 消えないよ
まだ輝いたままだよ
でもいつか消えちゃう 消えちゃうよ
こんなに
今こんなに愛しいのに
あんなに体が叫んでいた
心臓が何か訴えていた
拾った紙吹雪一枚
触れたら化石みたいに喋る
伝えたかった事 伝わったのかな
伝えたかった事ってなんなのかな
君の昨日と君の明日を
とても眩しく思う
出会えば必ずさよなら
そこから伸びた時間の上
また会いたい 会いたいよ
もう会いたい 会いたいよ
君がいるのにいないよ
君の昨日と明日に
僕もいたい
lalala
もう消えない 消えないよ
そこから伸びた時間の上を歩くよ
全て越えて会いにいくよ
未来の私が笑ってなくても あなたとの今を覚えてて欲しい
心の始まりは強すぎて 言葉じゃ間に合わなくて
足りないからどんどん足すから 弱くなって終わりにした
繰り返す事を疑わずに 無くす事を恐れずに
自分のじゃない物語の はじっこに隠れて笑った
そうしなきゃどうにも 息が出来なかった
たいして好きでもない でも繋いだ毎日
あなたのためとは 言えないけど
あなた一人が聴いてくれたら もうそれでいい
約束は誰かと作るもので 誰かが頑張り屋で
追い付けなくて離れて 自分だけがまだ持ってる
明日に望まなくなったのは 今日がその答えだから
諦めて全部受け入れて でもはじっこに隠して持ってる
滲んでも消えない ひとり見た桜
眠りの入り口で 手を繋いで見てる
変われなくて いつも戸惑うけど
誰か一人が認めてくれたら もうそれでいい
過去からの声は何も知らないから 勝手な事ばかり それは解ってる
未来の私が笑ってなくても あなたとの今を覚えてて欲しい
心の始まりは脆すぎて 言葉には嫌われて
何をどうしたって手遅れで 砕け散って終わりにした
終わりにしたら始まって 言葉も心も超えて
ささやかな響きになって さよならの向こうへ
変われなくて いつも戸惑うけど
誰か一人が笑ってくれたら 僕はこれがいい
あなたのためとは 言えないけど
あなた一人が聴いてくれたら もうそれでいい
未来のあなたが笑ってないなら 歌いかける今に 気付いて欲しい
未来の私を思い出せたら あなたとの今を忘れなくていい