傷付けた後でしか 気付けなかった事
過ちの数 君を求め見つめ合えたはずさ
小さな嘘が日々を埋めていた 疑いをかわすように
失う意味を心が知る 立ち尽くす二度目の冬
君は見えない明日に戸惑い 声を上げ泣いていたね
言葉を探す事も出来ずに落ちる涙を拾った
寂しさに包まれた日々は互いを濡らし
理解を求め合い 繰り返して また深く想える
永遠を感じたのは嘘じゃない
確かに君の隣で
「愛してる」なんて もういらない
ただ ずっと側に居てと
声を涸らし泣いていた君に
壊れてゆきたい
最初で最後の言葉は君ヘ
その腕を離さぬよう
肩を並べた同じ夢が二人をさらう
小さな嘘が形を変えて白い息に溶けてゆく
失う意味を忘れぬように何度も胸に刻むよ
「さよなら」はここに置いて 歩き出そう
もう二度と見失う事は無い
二人 愛を確かめ合うように悲しみも見てきたから
明日 二人消えてしまっても もう泣かなくていいよ
いつか過ぎ去る季節のように変わりゆく二人がいて
悲しみに立ち止まる夜が来ても
忘れないで
終わる事は無い
深い夢の中
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